「IPが社会にもたらす「幸せ」を増やす挑戦」 – INFINIT8 代表取締役 小林弘和

IP業界に新たな息吹を吹き込むべく、独自の技術と熱い思いで事業を展開されている株式会社INFINIT8の代表取締役、小林弘和氏にお話を聞きました。
INFINIT8は、iU大学とともに、GIPIを立ち上げ、共同研究を行う企業です。
IP業界の現状と未来、そして同社が掲げる「IPが社会に生み出す幸せの量を増やす」という壮大なミッションについて、深く掘り下げていきます。
小林弘和氏と株式会社INFINIT8
Q: まずは、自己紹介からお願いいたします。
株式会社INFINIT8の代表取締役を務める小林弘和です。
弊社は現在、IP企業様と共に、そこで働く人々やその技術に触れる人々を「もっと楽しくする」ような技術基盤を共同開発しているスタートアップです。
Q: 御社はどのような事業を展開されているのでしょうか?
当初はIP企業様と共に技術基盤を共同開発しておりましたが、現在はIP企業様が自社IPをより効果的に活用し、収益力を向上させるためのソリューションを開発するスタートアップとして活動しています。
特に、キャラクター関連のIP企業様と共同研究を進めており、ファンの皆様がIPをより楽しめるようなサービスの創出と同時に、IP企業様の収益強化に繋がるビジネスモデルのコンセプト準備に注力しています。
事業開始のきっかけ:思いがけない出会いからIP業界へ
Q: このビジネスを始めることになったきっかけはどんなところにあったのでしょうか?
弊社は元々、IP関連の企業ではありませんでした。
ある分野の技術基盤開発を行っていたのですが、その技術の様々な活用可能性を模索する中で、現在の共同開発先であるIP企業様とのご縁がありました。
その出会いを経て、弊社の技術がIP業界にとって非常に素晴らしいソリューションになり得ると気づき、そこから現在の事業領域へと大きく舵を切ることにしたのです。
IPへの個人的な想い:心の養分としてのIP
Q: IP業界との関わりについて、小林さんご自身はどのような思い入れをお持ちですか?
私自身は幼少期から「ハリーポッター」や「ドラえもん」、「ポケモン」といったものが好きで、それは今も変わっていません。
しかし、そこまで熱狂的なファンというわけではないかもしれません。
それでも、現在IP企業様と共同開発を進める中で、IP企業の方々が非常に細かい部分まで心血を注ぎ、IPというものを生み出し、育んでいる姿勢に深く感銘を受けました。
彼らは自社のためだけでなく、自社IP(知的財産)を愛してくれている人々のために、全身全霊でIPと向き合っているのです。
そして、世の中に生み出されている無数のIPにも同じことが言え、それによって多くの現代人が「心の養分」を得ているのではないかと気づきました。
この気づきが、私自身のIP業界への貢献したいという強い思いへと繋がっています。
IP業界のトレンドと未来:成長産業としての展望
Q: 現在のIP業界には、どのようなトレンドがあると見ていらっしゃいますか?
弊社はまだBtoC向けのプロダクトローンチ前であり、小さなスタートアップではありますが、従来のIP業界単体では考えられなかった「新しい息吹を吹き込むようなプロダクト」を開発していると自負しています。
現在、日本単体で見ても、IP業界は自動車産業を上回る市場規模を誇る、国の基幹産業として位置づけられています。
グローバルな視点で見ても、IP業界は全産業の平均よりも高い成長率で成長し続けているという事実があります。
このようなマクロトレンドの中で、弊社のような「新領域」とIP業界が交わることで、既に巨大なIP業界が更なる急成長を遂げ、そこから豊かなエコシステムが形成されると確信しています。
AIのインパクト:ビジネスとの好相性
Q: 世界的なAIの普及状況について、IP業界への影響をどう見ていますか?
世界全体でAIが急速に普及している状況を見ると、クリエイターの権利との対立という構造が注目されがちですが、本質的に見れば、AIとIPビジネスは非常に相性が良いと考えています。
他の業界に比べても早く、大きな影響が現れるのではないでしょうか。これにより、市場にかなり大きな変動、つまり「ダイナミズム」が訪れるだろうと予測しています。
INFINIT8のミッション:IPが社会にもたらす「幸せ」の増幅
Q: その中で、御社の取り組みはIP業界に対してどのような貢献ができるとお考えですか?
株式会社INFINIT8は、「IPが社会に生み出す幸せの量を増やす」というミッションを掲げているスタートアップです。IP業界の巨大さ、そしてビジネスそのものの面白さ、そのダイナミズムというビジネス観点からも大変興味深く、常にワクワクしています。
弊社が最も着目しているのは、IP業界の内部にいる人々やIPを心から愛するすべての人々の「愛」と「熱量」です。そして、そこからしか生まれない「人類の文化資産的な何か」です。
そこから得られたインサイトと、弊社のプロダクトによって、IPが社会に生み出す幸せの量を実際に増やし続けていくことを目指しています。
おわりに
小林氏のお話からは、IP業界をビジネス分野から俯瞰する視点と、自身の技術がもたらす可能性への確信、そして何よりもIPを通じて社会に貢献したいという強い情熱が感じられました。
株式会社INFINIT8の今後の挑戦と、GIPIのIP業界にもたらされるであろう新たな「幸せ」の創出に期待が高まります。
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